投資に関して親の意見は聞かなくていい
悩んだときに両親に相談する人は多いのではないでしょうか。
私たちは投資という未知の世界に踏み入れようとしているのですから、そのような行動に出てしまうこと自体は否定できるものではありません。
しかし、相談したところで「投資は危ないからやめなさい」と言われるのがオチですので、相談することに意味はないと考えています。
この記事の結論
- 「投資は危ない」はただの意見
- 結局、わかっていないから止めているだけ
- これからの若い世代はわからないでは済まされない
「投資は危ない」はただの意見
世の中には事実と意見の二つがあり、混同している人が多いようです。
事実は常に正しいものであり、意見は常に正しいとは限らないものを言います。
例えば、「水は0度で氷になる」は事実です。誰が試してもそうなります。
一方で、「この水は冷たい」は意見です。人によっては「冷たくはない」と感じるかもしれません。誰しも同じとはなりません。
従って、「投資は危ない」も意見にすぎません。
プロの投資家は「投資は危ない」とは言いませんよね。
「投資は危ない」という意見を鵜呑みにするのは危ない、というのが私の意見です。
結局、わかっていないから止めているだけ
では、なぜ親は必ずと言ってもいいほど投資を止めるのでしょうか。
それはきっと、わかっていないからだと思います。
自分も周りもわかっていません。投資の勉強を受けたことなどないでしょうから当然です。また、当然のことながら経験したことはないでしょう。右肩上がりの経済成長の中で終身雇用+年功序列型賃金で守られていたため、投資などしなくても十分生きていけたのです。
そして、ニュースでは投資で詐欺にあい、失敗した人の話ばかりが流されるので、「投資は危ない」と感じてしまうのでしょう。
これからの若い世代はわからないでは済まされない
それでは、親の意見を聞いて投資をやめるべきでしょうか。
私のブログでは、この答えはもちろんNoです。
自力だけで資産を築くのは、よほどの高収入でない限りは不可能です。
投資に不安を感じるならば、小さく始めて、投資をしながら勉強をしましょう。
長期・分散・積立投資であれば、勉強する時間はたっぷりあります。
勉強しながらコツコツと堅実に投資を続けていけば、「なんでもっと早くから投資をしなかったんだろう」と思える日がきっとくるはずです。
今回は以上です。