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【まとめ】10/14~10/20の投稿記事

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忙しくて時間がない方のために、また、過去記事の重要事項を振り返るためにまとめ記事を書きました。1週間分の要点をまとめていますので、過去記事を読んだ方も改めてご確認ください。

老後資金はいくら貯めるべきか【早期の対策が効果的です】

老後対策の方針としては、以下の3つを組み合わせて対応していくことです。

早く取り組んだ人ほど、楽になりますし、選択肢も広がります。

<老後対策の基本戦略>

①収入を増やす(長く働く、共働きする、副収入を作る)
②支出を減らす(無駄な支出を避ける)
③お金を貯める(iDeCo、つみたてNISA、個人年金など)

まずは、必要資金の計算方法からです。

老後資金が2千万必要とされた根拠がこちらです。

月々の赤字額に必要月数を掛けて求めます。実際には人それぞれで必要な資金額は異なるので、必ず自分で計算しましょう。

貧乏人ほどリスク回避志向【絶対はありません】

詐欺師に騙された人のニュースを見ると必ずと言ってもいいほど、こんな内容になっています。

  • 「確実に●%の利益が出る」
  • 「絶対に損はでない」

こういった話に騙される人は、基本的にお金がない人です。

そして、お金がない人の特徴として、「リスク回避志向」であることがわかっています。(根拠:金融リテラシー調査)

つまり、貧乏人は「絶対に」とか「確実に」という言葉に弱いということです。騙す側もそれをわかっていますので、そういったワードを好んで使ってきます。

騙されないためには、自身の金融リテラシーを上げることが何よりも重要です。

日本人にとって一番リスクが少ない投資(預金を除く)は、日本国債を買うことでしょう。執筆時点で10年国債は-0.2%くらいです。マイナス金利の導入によって、国債を買うとお金を取られる事態になっています。それでも国債を買う人(正確には機関投資家)がいるのは、他に良い運用がないからでしょう。

そのような金利環境にも関わらず、「確実に5%儲かる」話があるわけないのは自明でしょう。本当ならば、機関投資家は日本国債を買わずにその商品を買いますので、我々庶民がそのような投資案件に関わるチャンスはないはずです。

普通から抜け出そう(横並びに価値はありません)

「平均」や「普通」から抜け出す必要があるという話です。

以前Twitterでも呟きましたが、一昔前は「一億総中流時代」と呼ばれていましたが、今は「一億総下流時代」に限りなく近づいていると思います。

日本人は横並び意識が比較的高いと思います。周りと一緒であれば安心というものです。流行りに乗っかっていれば安心。空気を読んで同調すれば安心。

「一億総中流時代」は横並びでよかったかもしれませんが、「一億総下流時代」であれば横並びはよくないと思いませんか。

昨日の記事でも話題にした「金融リテラシー調査」によって、年収が高い人や金融資産が多い人ほど、横並び意識が低いことがわかっています。

結論としては、こちらです。

  • 普通を捨てるには、常識を疑おう
  • 普通を捨てるには、周りを見るのを辞めよう

大きな支出は俯瞰して考えるべき(ケーキをどう切るか)

一般的に、大学を卒業して大企業に入った人は生涯賃金が2.5億くらいになります。そして、使うお金を配分していくと以下のようになります。

今回お伝えしたいのは、大きな支出をする際にはこのケーキの図を思い出して、「本当にその大きさで切っていいか」を考えてほしいということです。

例えば住まいですが、「6,000」万となっています。これには、住宅ローンの返済額だけではなく、管理費、修繕積立金、固定資産税、リフォーム代、諸費用などを含めています。長い目で見たときに6,000万はケーキ全体の4分の1ほどを占めています。ここで大きく切って(使って)しまうと、当然ながら残りの部分が大きく減ることになります。ケーキの大きさには限界がありますので、大きな支出ほど、全体感を持って考えましょう。

「とりあえず貯金100万」が失敗する理由

よくある失敗原因についてまとめました。これらを踏まえて、必要に応じて軌道修正していきましょう。

  • 原因①:いきなりハードルを上げすぎている(実現可能性の問題)
  • 原因②:ゴールが一つしかない(進捗管理の問題)
  • 原因③:なぜ100万必要かが説明できない(動機付けの問題)
  • 原因④:達成した時のご褒美がない(成功報酬の問題)

今回は以上です。

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