忙しくて時間がない方のために、また、過去記事の重要事項を振り返るためにまとめ記事を書きました。1週間分の要点をまとめていますので、過去記事を読んだ方も改めてご確認ください。
貯金が貯まらない家庭は基本的に固定費が高い
固定費とは、日々の行動や選択によらず、定期的に(毎月、毎年)一定額がかかってくる費用(例えば、家賃)のことを言います。
逆に、日々の行動や選択によって金額が異なる費用(例えば、食費)は変動費と言います。
固定費が高いことは、水をバケツに貯めようとしているのに、バケツに大きな穴が空いているのと同じです。水が勝手に流れていきます。
①家計の見直しは固定費の削減から。そして徹底的に減らす。
固定費削減の視点
- より家賃の安いところに引っ越す
- 保険は解約する
- 自動車は手放す
- スマホは格安スマホにする
- 電力会社を切り替える
②固定費の変動費化も考える
固定費を変動費にすることで、無駄に気付ける
- マイホームを売却して、賃貸に住みかえる(ライフステージごとに引っ越す)
- マイカーを手放して、カーシェアリングを利用する
- 定期購入や定期購読を辞めて、本当に必要な時にだけ買う
Myバランスシートで資産状況を可視化する
資産を築きたいなら、貸借対照表(B/S,Balance Sheet)の見方がわかり、自分のバランスシートが作成できるようになることが必要となります。
体重計があれば体重がわかり、体重の管理ができるようになります。
B/Sの見方・作り方がわかれば、資産状況がわかり資産管理ができるようになります。
基本ルールはシンプルです。
「貸借対照表 B/S」
- ルール①:借方(左側)と貸方(右側)の合計は常に一致する。
- ルール②:借方(左側)の「資産」には自分の持ち物が記載される
- ルール③:貸方(右側)には資産を誰のお金で買ったかが記載される

特に大事なのは純資産(資産と負債の差額)です。純資産を増やすことを意識しましょう。
少額投資は無意味?マナブさんの記事に補足
①マナブさんの主張
年利3%で少額投資をした場合のリターンについて解説しています。
- 毎月100円を10年間運用した場合 → 1,974円のリターン
- 毎月3,000円を10年間運用した場合 → 59,242円のリターン
- 毎月10,000円を10年間運用した場合 → 197,414円のリターン
リターンが197,414円では人生は変わらない。よって少額投資より自己投資。
②私からの補足
- 運用期間が10年では短すぎる
- 1万円という塵のまま終わらせるからいけない
月5万円を3%で回すと、相当なリターンとなります。
- 毎月50,000円を10年間運用した場合 → 987,071円のリターン
- 毎月50,000円を20年間運用した場合 → 4,415,100円のリターン
- 毎月50,000円を30年間運用した場合 → 11,136,844円のリターン
少額で終わらせず、また、短期間で終わらせないことが重要です。
多くの投資初心者がエントリーポイントで失敗する理由
以下のような株価で推移したとしましょう。

投資で成功する人はAでエントリーしてCのあたりで売却します。
投資で失敗する人(初心者)はCのあたりで買って、DやEで売却して損します。
理由は明確で、投資成功者のやり方をマネして、追っかけで投資を始めるから。
エントリーポイントを判断するのは難しいので、長期積立分散投資をおすすめしています。この方法ならエントリーポイントで悩むことはありません。
飲食費を節約するコツとは(消費増税対策込み)
食費よりは飲料費の削減に力を入れよう
食費を削るのは大変です。(ストレスもかかるし、栄養も偏りがちになる。)
飲料費を削る方が無理がないですし、健康面でもプラス効果が見込まれる。
削る代表例がこちら。
- 日々のカフェ代
- コンビニのカウンターコーヒー代
- コンビニや自動販売機で買うペットボトル類
食費を減らすには内食、中食の割合を増やそう
外食はそもそも高いし、10月から税率10%です。外食の割合を減らし、内食(自炊)や中食(惣菜や弁当)の割合を増やしましょう。
食費の見直し例はこちら、単価や回数を意識して、バランスを見直そう。

プチミニマリストを目指すべき3つの理由
①家賃を節約できる
モノを置くには場所がいります。つまり、モノを置くための家賃が発生しています。モノが減れば、スペースは今より狭くても問題なくなりますので、狭い部屋に引っ越せば家賃が節約できます。
②モノを買うことが減り、支出が減る
モノが減ると、モノを大切にする習慣がつきますので、自然と買うものも減ります。そのため、無駄な支出がなくなり、家計は自然に改善されます。
③時間も節約できる
モノが少ないと散らかりません。よって、片づける必要もありません。
平成の30年で日経平均に月1万円の積立投資をしていたらどうなったのか
元本は1万×12か月×30年で360万です。
あくまでも仮定の話ですが、平成の30年で月1万日経平均に投資したら1,265万となりました。
長期積立投資が成功すると、これくらいの資産も射程圏内です。
今回は以上です。