不景気があなたを豊かにする

日米貿易摩擦やイギリスのEU離脱騒動などの自国第一主義がきっかけとなり、世界的に景気は後退局面に入りつつあります。
タイトルだけ見ると、「不景気の時は生活が苦しくなるに決まっている」と思われる方もいると思いますが、そうではありません。
最後まで読んで、真意をご理解いただければと思います。
この記事の結論
- 不景気の時は投資家にとっては絶好の仕入れ時期
- 不景気の時にどれだけ投資できるか
- 今はひたすら貯金をして機を待つ
不景気の時は投資家にとっては絶好の仕入れ時期
冒頭の「不景気の時は生活が苦しくなるに決まっている」は間違った意見ではないことをあらかじめお伝えします。
当然のことながら、不景気になると、株価は下がり、企業の業績が悪くなり、給料・賞与は下がり、人によっては解雇されたりします。
これだけを見てしまうと、不景気で豊かになる、というのはあり得ないことと思います。
しかし、これは労働者としての目線なので、これだけが事実ではありません。
投資家から見れば、株価が下がっているため、絶好の買い場となります。
好景気の時は1株20,000円だったものが、不景気の時は半額の10,000円で買えたりします。
不景気は苦しい時ではありますが、ここで投資をすべきです。
不景気の時にどれだけ投資できるか
不景気の時に投資をするのは容易ではありません。
企業では生産を減らし、残業が少なくなるので、月々の手取り収入は減るでしょう。また、会社の業績も悪くなるので、ボーナスも減額ないしはカットされるかもしれません。
そして、前回のリーマンショックの不況時と異なるのは、消費税率が5%ではなく10%であること、および社会保障の負担が増えていることです。その意味では、次の不況はリーマンの時よりも辛くなる可能性が高いです。
しかし、投資で成功したいのであれば、ここで必死に耐えて投資をするしかありません。
苦しい中でもさらに生活費を切り詰めて、投資に回す。それをどれだけ徹底できるかで、その後の人生は大きく変わってくるでしょう。
今はひたすら貯金をして機を待つ
投資をするには当然元手が必要です。余裕のある今のうちに、少しでも現金を残しておくべきです。現金を貯めつつ、苦難の時期に備える。それが今必要とされていることです。
備えをしている人にとっては、不景気は楽しみな時期でもあるのです。
私も万全な状態で不景気を迎えようと思います。
今回は以上です。