こんにちは、会計士のねこぱんだ(@nekopanda_blog)です。
長期の資産形成・運用方法として、税制優遇のあるiDeCoとつみたてNISAをおススメしています。
私自身の運用成績を公表しますので、参考にしてみてください。今後も各月末に公表していく予定です。
このような疑問に対し、一つの参考となる記事です。
・「iDeCo」や「つみたてNISA」はどのような商品を選ぶべきか?
結論としては、全体としてはプラスで推移しています。米国・国内ともに株高の影響もあり、含み益が多く出ています。
iDeCo運用実績
結論
節税効果を含めると、3年9カ月(45か月)で約21万円の利益。これまでの傾向としては、節税効果分がまるまる利益になっている計算。足元では節税効果考慮せずとも利益が出ている状況。
基礎データ
- 月額掛金 :12,000
- 運用開始 :2017/4
- (個人的な)期待利回り:節税効果込みで年5%
積立シミュレーション(目指す姿)
30年で元利併せて約1千万を目指す。(金融庁HPにてシミュレーション)

資産ポートフォリオ
アセットタイプ別構成割合
長期運用のため、債券よりも株式の割合が高め。
また、長期的には国内経済は衰退すると見込んでおり、海外比率高め。
株式:債券が概ね7:3程度になるようにポートフォリオを組んでいます。

銘柄別残高
各国の金融政策の影響で、株価が絶好調。

運用成績(節税効果含む)
A |
B |
C(B-A) |
D |
E(C+D) |
|
時点 |
拠出金累計 |
資産残高 |
含み損益 |
節税額累計(30%) |
損益計 |
2020/10/31 |
516,000 |
512,137 |
-3,863 |
154,800 |
150,937 |
2020/11/30 |
528,000 |
563,497 |
35,497 |
158,400 |
193,897 |
2020/12/31 |
540,000 |
587,812 |
47,812 |
162,000 |
209,812 |
計画と実績の比較
積立投資のシミュレーションと実績を対比してみました。期待利回りは5%で引いています。
(※実績は直近1年半分しか記録しておらず、それ以前は損益0としています。実際に損益トントンくらいで推移していたので大きくはズレていません。)

コロナウイルスの影響で市場は一時大きく値を下げましたが、その後はコロナ前の水準以上で推移しています。節税効果の恩恵が大きく、引き続き想定利回りは確保できています。税金面で優遇されたこの制度ですが、使っている人はまだまだ少数派です。
つみたてNISA運用実績
結論
運用開始1年半程度。投資残高は453,609円。(前月比+41,974円)利益は+43,590円。
また、2020年より「SBIバンガードS&P500インデックスファンド」を買い始めました(現在は月23,000円積立)。
基礎データ
月額拠出額 :33,000 (2020年1月より13,000円増額、8月よりさらに10,000円増額し上限一杯まで)
時点 :2020/12/31
運用成績
保有資産評価額:453,609(評価益+43,590円)

課税枠投資
非課税枠では物足りなくなったため、追加で積立投資をしています。
まだ2カ月で、月1万円からのスタートです。
銘柄:楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天バンガード)
元本20,000円に対し、時価は21,461円となっています。
最後に
コロナショックはありましたが、既に回復し、コロナ前以上の水準となっています(残念ながら実体経済とはリンクしていませんが)。含み益があってもなくても、淡々と長期積立投資を続けましょう。
どのような状況でも積立投資を続けることが、長期での投資の成功につながると私は信じています。

今回は以上です。