こんにちは、会計士のねこぱんだ(@nekopanda_blog)です。
長期の資産形成・運用方法として、税制優遇のあるiDeCoとつみたてNISAをおススメしています。
私自身の運用成績を公表しますので、参考にしてみてください。今後も各月末に公表していく予定です。
このような疑問に対し、一つの参考となる記事です。
・「iDeCo」や「つみたてNISA」はどの商品を選ぶべきか?
結論としては、コロナウイルス影響を受けつつも、まだプラスです。
iDeCo運用実績
結論
節税効果を含めると、3年(36か月)で約6万円の利益。 コロナウイルスによる世界経済への悪影響が懸念され株価は大きく下がり、つみたてNISAは含み損となるも、iDeCoは節税効果を加味すると含み益。全体でも今のところ含み益となる。
基礎データ
- 月額掛金 :12,000
- 運用開始 :2017/4
- (個人的な)期待利回り:節税効果込みで年5%
積立シミュレーション(目指す姿)
30年で元利併せて約1千万を目指す。(金融庁HPにてシミュレーション)

資産ポートフォリオ
アセットタイプ別構成割合
長期運用のため、債券よりも株式の割合が高め。
また、長期的には国内経済は衰退すると見込んでおり、海外比率高め。

銘柄別残高
コロナウイルスによる世界経済への悪影響が懸念され、先進国を中心に株価は大きく下落。1月末では1.4万の含み益が、2月末は8千円の含み損へ。
商品タイプ | 運用商品名 | 資産残高 | 損益 |
国内株式 | 野村DC・JPX日経400ファンド | 6,474 | -624 |
国内債券 | 三菱UFJ国内債券インデックスファンド(DC) | 65,200 | -54 |
国内不動産投信 | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | 8,155 | -2,488 |
海外株式 | EXE-i 先進国株式ファンド | 75,210 | -14,324 |
海外株式 | EXE-i 新興国株式ファンド | 32,714 | -6,321 |
海外株式 | 三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | 16,306 | -3,805 |
海外債券 | 野村外国債券インデックスファンド (DC) | 32,367 | 1,607 |
海外債券 | 三菱UFJDC新興国債券インデックスファンド | 42,257 | -5,080 |
内外債券 | iFree NYダウ・インデックス | 39,876 | -10,864 |
内外不動産投信 | ひふみ年金 | 25,777 | -3,822 |
内外資産複合 | SBI資産設計オープン〈資産成長型〉 | 9,644 | -999 |
内外資産複合 | 野村DC運用戦略ファンド | 8,441 | 150 |
内外資産複合 | iFree 8資産バランス | 21,663 | -1,994 |
合計 | 384,084 |
運用成績(節税効果含む)
A |
B |
C(B-A) |
D |
E(C+D) |
|
時点 |
拠出金累計 |
資産残高 |
含み損益 |
節税額累計(30%) |
損益計 |
2019/12/27 |
396,000 |
412,024 |
+16,024 |
118,800 |
134,824 |
2020/1/31 |
408,000 |
422,137 |
+14,137 |
122,400 |
136,537 |
2020/2/29 |
420,000 |
412,086 |
-7,914 |
126,000 |
118,086 |
2020/3/28 |
432,000 |
384,084 |
-47,916 |
129,600 |
81,684 |
計画と実績の比較
積立投資のシミュレーションと実績を対比してみました。期待利回りは5%で引いています。
(※実績は直近8か月分しか記録しておらず、それ以前は損益0としています。実際に損益トントンくらいで推移していたので大きくはズレていません。)

コロナウイルスの影響で市場は大きく値を下げましたが、節税効果の恩恵が大きく、引き続き想定利回りは確保できています。税金面で優遇されたこの制度ですが、使っている人はまだまだ少数派です。
つみたてNISA運用実績
結論
運用開始間もなく、運用額も少ないため、利益は▲20,578円。(前月比▲19,329円)
コロナショックの影響で足元の保有損益が悪化しています。
また、2020年より「SBIバンガードS&P500インデックスファンド」を買い始めました。(月13,000円積立)
基礎データ
月額拠出額 :23,000 (2020年より13,000円増額)
時点 :2020/3/29
運用成績
保有資産評価額:150,425(評価益▲20,578円)

最後に
足元のコロナショックを受けて、投資が怖くなった人もいるかもしれません。しかし、景気のサイクルはおおよそ10年周期で動いていますので、長期積立投資をしていれば2~3回は不景気と相対することになると思います。今回、投資をしていて初めての不景気となる方も多いと思いますが、長期積立投資であれば、気にせず今まで通りの積立をしていくことが大切です。

上は日経平均の長期トレンドですが、コロナショックの影響が深刻になれば今以上に含み損は拡大していくはずです。しかし、含み損は確定(=売却)しなければ実損になりませんので、次の好景気を待てばいいだけです。投資は余裕資金を使って、どっしりと構え、長期的な目線で実行していきましょう。
今回は以上です。