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学習 実践編

ATM手数料を払っているのは貧乏人だけ

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貧乏人だけがATM手数料を払っている

今回は銀行のATM手数料についてです。ATMからお金を引き出すと、時間帯によって108円とか216円が引かれると思います。(10月以降は110円または220円になります。)

このATM手数料を払っているのは、基本的に貧乏人だけです。

たかが100円と思うかもしれませんが、このあたりを気にするかどうかがお金に対する感度を示していますので、よく考えてほしいと思っています。

この記事の結論

  • 利子以上に手数料を払っているという事実を意識すべき
  • 貧乏人以外は手数料を払っていないという事実を意識すべき

利子以上に手数料を払っているという事実を意識すべき

今、預金利子は0.001%とか、実質的にゼロといえる水準です。

通帳を開いてみればわかりますが、利息は年に数円ほどしか入っていないのではないでしょうか。

それにも関わらず、100円の手数料は気にしないというのはおかしな話です。

お金を銀行に預けてあげているのに、かえってお金が減っていることになります。これでは、お金が貯まらないのはむしろ当然です。

お金が貯まる人は、こういった手数料にもきちんと気を使える人です。100円でももったいないという気持ちが、資産形成には大きなプラスになるはずです。

お金を貯めたいならば、手数料のかからない時間にまとめてお金をおろすようにしましょう。

また、現金をそんなに使わないのであれば、現金をおろす必要性も少なるなるでしょうから、今のうちにクレジットカードや電子決済メインに切り替えたほうがよいでしょう。消費増税後9か月間はキャッシュレス決済に対しポイントを付与する方針ですので、キャッシュレスに対応しておかないと損します。

私自身は普段はクレジットカードと交通マネーしか使いません。スマホケースにクレジットカードだけ入れて外出することも多いです。

貧乏人以外はATM手数料を払っていないという事実を意識すべき

ATM手数料を1円たりとも払わないようにする方法は当然ながらあります。

一番わかりやすい方法は、「たくさん預金をする」です。

銀行にもよりますが、例えば50万以上の預金がある人は、月に3回までATM手数料が無料など、回数制限のある中で無料としてところが多いです。50万であればそんなに難しい話ではありませんが、現実には一定数の方々は貯金がゼロに近いため、ATM手数料を取られていことが多いです。

他にも、銀行と取引(例えば住宅ローン)があれば条件はより緩やかになります。

これを聞くと、「金持ち優遇で不公平だ。」と思われる方もいるかもしれませんが、全くもってそんなことはありません。ちゃんと公平に扱っています。

銀行は皆さんの預金を他の誰かに貸して(もしくは証券などで運用して)、利息をもらうことで収益を得ています。

銀行によって皆さんからの預金は、仕入れをすることと同義です。仕入れをしないと誰にも貸せないわけですから、たくさん預金をしてくれる人を優遇するのは当然の行為です。そのため、高額預金者を優遇するのは不公平でもなんでもありません。文句があるなら、あなたも高額預金者になればいいだけの話です。

お金は、お金がある人のところに集まります。金融機関はお金持ちを優遇します。資本主義ですから、当然です。

今回は以上です。

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